世界の電車!ヨーロッパ編「オリエント急行」その8
贅沢の極みを尽くした列車だけに、「オリエント急行」の乗車料金は決して安くはない。
全線に乗るとなるとそれ相当の出費を覚悟しなければならないが、区間乗車も用意されている。
1泊コースが12、デイ・コースが4つあり、それぞれに料金も定められている。
フルコースが無理なら、せめてこの中から好きな区間を選ぶのもいいかもしれない。
いずれにしても、生涯忘れられない思い出の旅が体験できることだけは確かである。
贅沢の極みを尽くした列車だけに、「オリエント急行」の乗車料金は決して安くはない。
全線に乗るとなるとそれ相当の出費を覚悟しなければならないが、区間乗車も用意されている。
1泊コースが12、デイ・コースが4つあり、それぞれに料金も定められている。
フルコースが無理なら、せめてこの中から好きな区間を選ぶのもいいかもしれない。
いずれにしても、生涯忘れられない思い出の旅が体験できることだけは確かである。
リサイクルという言葉を広義にとれば、その方法は、物資回収、エネルギー回収(焼却余熱の利用)、空間回収(埋立跡地の有効利用)の三つに大別されるが、通常「リサイクル運動」の展開の契機となるのは、物資回収に関連したものである。
不用品交換や集団回収をはじめ、市民サイドの多様な自主的活動から、地方自治体や民間回収業者による再利用可能物("資源ごみ")の分別・選別回収や生ごみの堆肥化事業にいたるまで、多種多様な方式がある。
リサイクル活動(事業)は、生活環境の汚染防止や省資源・省エネルギー、地方自治体のごみ処理量の減少といった効果が期待できる、という考え方から生まれたものである。河成鎮一郎氏によると、この活動は、石油ショックによる使い捨て消費の見直しに端を発し、昭和五〇年代に入って環境汚染などを考える市民運動とも結びつき、最近では、各地でリサイクルショップやリサイクルプラザが生まれるなど活発な運動が展開されている。
乗車記念にと買い求める人も多い。
バーゼンレからスイスに入って、早朝チューリッヒに到着。ここからブッフスに進み、ここで国境を越えてオーストリアに入り、ザンクト・アントンを経てチロル地方の中心都市インスブルックへと至る。
キャビンで朝食をとりながら、アルプスの雄大な景観を楽しめるのがこの区間である。
列車はここから、ブレンナー峠で国境を越えてヴェニスへと向かう。
一方、デュッセルドルフ発の列車はケルン、フランクフルトと停車しながらライン川を遡る。
ロマンチック・ラインと呼ばれる、ライン川が最も美しいたたずまいを見せる区間では、古城が、そしてブドウ畑が次々と車窓を流れて目を楽しませてくれる。
この列車は、スイスのバーゼルでン瑚からの列車に合流してチューリッヒに向かう。
列車はパリを目指すのだが、今度はフランス人のシェフが腕によりをかけたディナーを、食堂車で賞味する。
サービスに努めるウェイターは、イタリア人である。
もパリ東駅を出発すると、列車はスイスのチューリッヒへ向かう。
この間に一夜を明かすのだが、キャビンで寛ぐもよし、バー・カーで乗り合わせた人たちと会話を交わすもよし、思い思いの時間を過ごすことができる。
なお、バー・カーには一角にブティックがあり、車内で使用している備品や食器類をはじめ、いろいろなグッズが売られている。
さて、そこで現在のルートだが、これには2つのコースがある。
1つは始発駅がロンドン、もう1つがドイツのデュッセルドルフでここから2日がかりでヴェニスへと向かう。
往年の雰囲気を今に残す、ロンドンのヴィクトリア駅を出た「オリエント急行」は、かってやはり一世を風靡した豪華車両プルマンカーでフォークストンに向かう。
この間、ケント州ののどかな田園風景を眺めながら豪華なランチを楽しむというのが第一の趣向だ。
フォークストンからは高速船シーキャットに乗り換えて50分でブーローニュに渡る。
ワゴン・リ社の重厚な濃紺の車両に乗り込むのはここからである。
夜になるとソファーが寝台に早変わりする。
食堂車やバー・カーもまた贅沢な造りで、優雅な雰囲気をいやがうえにも盛り上げる。
再現されたのはもちろん車両だけではない。
スチュワード、食堂車のウェイターをはじめとする乗務員のコスチューム、これらの乗務員によるサービスなども往時の様式を踏襲するという念の入れようで、牽引機が蒸気機関車ではないことを除けば、ほぼ完壁に1920年代の「オリエント急行」を蘇らせたという。かつての「オリエント急行」と違いがあるとすれば、そのルートであろう。
オリエントへの入口、つまりトルコのイスタンブールへ向かうのが正規のルートであったが現在のぞ些はヨーロッパ内だけしか走らない。
これは、ヨーロッパ屈指の美しい景観をゆったり観賞してもらおうという意図からである。
「オリエント急行」が装いを改めて復活したのは5年後の1982年のことであった。
現在のベニス・シンプロン・オリエント・エクスプレス社のオーナーがその名声を惜しんで再現をはかったものである。
復活させるにあたっては、「オリエント急行」が最も華麗で優雅だった時代、つまりヨーロッパもまだ「ベル・エポック(古きよき時代)」の名残りを色濃く残す1920年代の車両を使用することが原則とされ、各地に分散していた車両を徹底的に探索するところから始まったという。
こうして集められた車両を、可能なかぎり往時に近い形で復元したのがつまりは現在の「オリエント急行(通称V.S.0.E)」というわけである。
キャビンは、真鍮の金具や寄木細工の壁そして布製のソファー、調度類など、どれをとってもシックで豪華なものばかり、一隅には洗面所も設けられている。
ヨーロッパ各国の鉄道で寝台車を運行していたワゴン・リ社のベルギー人社長ジョルジュ・ナジェルマケールスが、壮大な構想のもとに誕生させた超豪華列車で、その目的は、ヨーロッパの人々を彼等の憧れの地であるオリエントへいざなおうというものであった。
爾来、およそ100年、この「オリエント急行」は"走る豪華ホテル"との異名を得て、数多くの王家、貴族、政治家、俳優、そして時にはスパイなどを乗客に迎えて運行されてきた。
しかし、時代が下るとともにその人気に陰りが生じ、1977年にはついに廃止されてしまうという運命をたどった。
激しく変動する時代の流れに、晩年の「オリエント急行」はすでに適合できなくなっていたのである。
「オリエント急行」
こう聞いただけで、ヨーロッーパの人々だけでなく、鉄道が、そして鉄道旅行が好きな人なら誰もが、ほのかな郷愁とともに甘美な旅晴を掻き立てられてしまう。
アガサ・クリスティのミステリー『オリエント急行殺人事件』、スパイアクション「007シリーズ」の『ロシアより愛をこめて』など、小説や映画にも数多く登場、その華麗なロマンは多くの人を魅了し続けてきた。
「オリエント急行」が誕生したのは、今からもう1世紀以上も昔の1883年のこと。
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